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あやとり

昨晩、自宅で寝ようとしていたら、急に姉が部屋に入ってきました。
大学で幼児教育を受け持っている姉が、ある学生さんから、「明日、授業で『あやとり』を教えてほしい」とリクエストされたとのこと。一人あやとりは、動画をみてクリアできたけど、二人でするあやとりは相手が要るので、助けてほしいと言うのです。

あやとりは、幼少の頃、祖母とよくしていました。母からも教えてもらいました。が、今や、講義で習うものになっているとは・・・。

と思いながらも、姉が最初の『川』を作ると、私は小指で川の中の2本をすくって、親指と人差し指ですくいあげると、あれ?また『川』にもどった! もう一度。ここに指を入れてこう取って・・。さっきはすくいあげたけど、今度は降ろしてみよう!

あ、『網』になった。次はこうするねんで・・・。こんなことを繰り返しながら、こうでもない、ああでもない、こうしてみて、ああしてみてと、教材の予習のお手伝いのはずが、時間も忘れて夜な夜な50代の姉妹が、小学生の少女にもどっていました。

そういえば、腰の圧迫骨折でアマニカスに入居していた女性と、あやとりをしたことがありました。もう何十年もあやとりなんてしていないわ、と言いつつも、その女性も私もそのやりとりに、やればやるほどいろんな記憶がよみがえってきました。そのときも、90代の女性と私は、少女になっていました。記憶では忘れていても、手はしっかりと覚えていて、次々に新しい技がお目見えして、たのしい時間でした。

コロナ過でなかなか外出できず、おうち時間が増え、暗い気持ちにもなりますが、手の運動と記憶の呼びもどしのリハビリを取り入れた遊びもいいなぁ、と改めて実感。明日出勤したら、リハビリ担当のMさんに紹介してみよう。当然、感染対策はきっちりとしないと!

それはそうと、姉の授業はうまくいったのかしら?帰ってきたら、そっと聞いてみよう。

 

夏休み 大雨 チャレンジ キラキラ

こんにちわ
子どもたちの夏休みもおしまいですね。
皆さんは夏休みの思い出はどんなものがあるでしょうか?
私は毎年決まって祖母の家に泊まり込み
朝から散歩をして、海にいて泳いで、潜って釣りをして
充実した日々を過ごしていました。
思い返せば、魚を食べるのはもちろん、調理するのもとても大好きです。
幼少期の経験が現在の調理師としての職業に大きく影響を与えています。
今年は、相変わらずコロナウイルスの影響で思うように遊んだりが出来ません。
ですが、食の体験は沢山してほしいと思い、沢山子供と料理をしました。

アマニカスでは、今まで朝食のパンは購入していましたが、作る事にしました。
毎日手作りのパンで皆さんに笑顔になってほしい。
食の力は偉大だ
そう思います。
そして、私も新たなチャレンジをすることで日々をキラキラと
充実した毎日を送れるのではないかと考えています。

世間では、コロナに続き。
大雨被害が多く報道され、心痛むときもあります。
何かが出来る訳ではありませんが
毎日を健やかに過ごすことで何かが変わるかもしれません。
下を向いても何も始まりません。
前を向いて毎日をキラキラと過ごして行きましょう

料理長 山下壮平